せっかちな名言(第2企画部 井上優子)

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2008年7月22日

“広告の父” デビッド オグルヴィの名言の中には、
ユーモアを感じる台詞がよく混じっています。


「ジョエル・ラファエルソンに宛てた手書きのメモ(おそらく1964年のもの)


ジョエル
先週火曜日にはシアーズの広告を(コピーも含めて)見せてくれるものと思っていたんだが……。
ストラザースがこの話を持って来てからもう三ヶ月だぞ。
妊娠した豚ならとっくに子どもを産んでいる。
D・O」

(『広告の巨人 オグルヴィ語録』海と月社)


少しせっかちで、思ったことをストレートに口に出す人だったのだろうな、と想像できる一言に、
思わずニヤリとしてしまいました。
しかし、同時にクライアントの期待を考えると居ても立ってもいられない、
そんな気遣いも感じます。


こんな名言が心に残ったのは、DTPもWebも、満足していただくための基本は、
お客さまやユーザーさまの考えを想像しつくすことではないか、と最近考えていたからだと思います。
相手のニーズや次の行動を想像して、レスポンスすること。企画したり、ものを作ること。
改めて言うと、あたりまえに見えるのですが、自分たちで気づく範囲内でもタイミングを逃していることが多く、まだまだ十分な対応ができていません。


私たちがお手伝いさせていただいている中で、
たとえば、メールマガジンは、ユーザーの心理や読むときの状態を、特にダイレクトに意識できる仕事です。
何曜日の何時に配信すれば一番読まれるのか。
継続して読んでもらうには、どんな情報が必要か。
あまり真剣に読まれていない(と思われる)メルマガの中で、どんな単語が人を引き付け、どれぐらいの長さが人を飽きさせないのか。
その上で、その後のアクションにつながる仕掛けができているかどうか。
コミュニケーションの力を磨くために、もっと積極的に勉強していきたいと考えています。


さらに、コミュニケーションには、オグルヴィが心配(?)したように、スピードも必要です。
デザインやコピーの品質だけでなく、必要なタイミングで情報を提供できているかどうかも、お客さまにとっては重要なはず。
つまり、スピードも品質の一部だと思うのです。


今、FICでは、効率的な制作プロセスを共有するプロジェクトが進んでいます。
品質を高めて、より先を見すえたご提案をするための試みですが、
全社員にとって、制作のスピードや、タイミングに気づく力を高める訓練にもなると思います。
一同、具体的な成果をお見せできるよう、努力してまいります。

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