こんにちは、再度小ネタのつぼじりでございます。
さて、弊社webサイト内にある「美の祭典」コンテンツ。すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、その本番が、先日8月30日、京都のとあるギャラリーにて行われました。各チームの内容について、「美の祭典」専用ブログ(俗称:ビログ)の中の「SP-2」のコメント内で、軽くダイジェストでお知らせしています。お時間がある方は、どうぞ寄っていってください。経過や主旨につきましても「委員会のお知らせ」で触れていますので、合わせてご覧ください。
この半年間、「社内の美を考える」とうことで、スタッフが自ら企画して進めた初のイベントは、予想以上の完成度で日の目を見ることができました。内容については、美=デザイン、ライフとしてとらえ、受注するのではなく、自らテーマを決めて制作。6つのチームに分かれたわけですが、完成した作品は、自分たちが日ごろ行えないことに挑戦し、決して他チームと重なることなく、ひとつの結果を探り当てたようです。
また、活動そのものがお得意先さまとのコミュニケーションになればと、社内イベントであるにもかかわらず、社外の方々の目に触れるようにブログを設置。それもまた、新たな試みであったかもしれません。
しかし、詰めの甘さもありました。祭典に向けて、睡眠時間を削り、ブログで経過を発表していたにもかかわらず、8月30日の発表で心にひと段落をつけてしまったこと。
あるお得意先さまから「美の祭典、どうだったの?ブログで発表とかすると思ってた」の言葉を頂戴してしまいました。わずか一言だったかもしれませんが、この期待が失望に変わる瞬間を感じることがあってはいけません。自社だからこそ、強く律していかなければならないと思います。同時に、美の祭典のブログに、少なくとも一人の大切なファンがいらっしゃったことに心から感謝しております。
今回作成した自分たちの作品を、皆さまとお会いしたときにご覧いただく日があると思います。
そのとき、FICという制作会社の人となりに、少しでも触れていただければ幸いです。
クリエイトした自らの成果物は
ニーズから生まれたものではなく
いまの自分たちのプロフィールです。
誇りをもって、そしてこの先お得意先さまのお役に立つことと信じて。
みなさま、ご機嫌いかがですか。
素敵なお盆休みを過ごされましたでしょうか。
さて、夏期休暇前まで取材つづきだった私、絹田。
これだけ取材づくしだと、新しく気づくこともございます。
取材って、瞳孔開きますよね。
人は興味あるものを目の前にしたときや、
心が昂っているときに、瞳孔が開くといいます。
恋する乙女の瞳がキラキラと輝いているのは
たぶん、そのせいだと思われますが、
目に映るすべてが鮮やかで、美しく、心にぐっとくるのも、
目に取り込む光の量が、きっと関係しているのでしょう。
で、取材の話に戻りますが、
あるときは、
取材先へと向かう車窓から山を眺めて
「緑の色はこんなにも多彩だったんだ!」と驚き、
海辺のベンチに腰かけて
「もっとも耳ざわりのいい音楽は、波だ」と確信する。
またあるときは、
質問表を片手にインタビューイの家へと出かけ、
「桃のような人間でありたい」という予想外の言葉に出会う。
そして、そのときの声と言葉を何度も心で反すうし、
自分なりに解釈しようと努める。
新鮮な風景。
初めて会う人。
思いがけない出来事。
聞いたことのないお話。
取材中は、とかく心が忙しい。
慣れない状況の中、ドキドキすることがいっぱいで、
何をしても感動しやすいように感じる。
これは、恋? いいえ、取材です。
相手や周りの様子を伺いながらも、興味あることに突っ走っていく。
どんどん掘り下げて調べたり、話を聞いたり、その場所に行ったり。
こういう情熱も、恋に近いかもしれませんね。
取材というのはそもそも、材料が手元にないから行くもの。
つまり、「発見をしに行く」ということ。
発見ほど、心に面白いものはありません。
だって、発見はいつも、ひとの心を揺さぶるから。
心が動く。これは感動と同義語です。
「クリエイティブで世の中を感動させたい」とは、
FICが掲げる九つの約束のうちの一つ。
たった一人の取材者の感動が、
その約束をかなえる一歩になるだろうと信じて、いつも取材を行っています。
もちろん、私のつたない取材が、世の中うんぬんに
即つながるとは考えていません。
でも、囲碁や将棋で、よく言われるじゃないですか。
「着眼大局、着手小局」。
(視野は大きく。でもまずは、目の前の一手を確実に。)
キラキラおめめで行う「恋するような取材」は、
私がいま、クライアントさまにできる精一杯の一つ。
自分が感動し、その感動を企画や制作物に落とし込んでいく作業に、
今日も取り組んでいます!

■『湯めぐLINK 夏 vol.8』より
http://www.hotespa.net/yumegulink/mag/index.html
今回の取材記事は現在、鋭意制作中ですので、
前回のものをご紹介します。
詳細はぜひ、本誌をご覧ください★

■MINISTOP公式サイト TVCMギャラリーより
http://www.ministop.co.jp/cm/index.html
こちらも今回分はまだ制作途中。
インタビュー記事はもう少し下にスクロールすると出てくるのですが、
大人の事情で、ここでは掲載できません。
こちらもリンク先である本サイトでお楽しみください★
小ネタのつぼじりでございます。そこでおひとつ・・・・。
出張でよく新幹線を使うのですが、8月12日のひかり405号、新横浜から大阪へ行く途中で、小さい発見と大きな感動をしました、、、、、というと大袈裟ですが、新幹線をお使いの方には共感いただけると思います(とっくにご存知でしたらすいません)。
改札を通ったあと、新幹線のチケット(乗車券と特急券の2枚)、皆さまどこにいれますか?私の場合、車内検札で渡しやすいようにワイシャツの胸ポケットに入れています。自分の番になると、2枚を颯爽と渡す。で、検札後は、赤い検札ハンコの乾き具合を気にしながら、胸ポケットに赤いインクがつかないようにハンコ面をカラダ側にして、また戻す。まぁ、いつもこんな具合でした。
それが、405号の男性の車掌さんは、今まで私が見たことがない行動をされたわけです。ハンコを押した後、1枚をひっくり返し、ハンコ面が合わさるようにして返してくださいました。これならポケットにどうしまおうが、ハンコが乾いてなかろうが、シャツが汚れることを気にすることはありません。いやぁ、感動しました。作業にしてわずか1秒たらず。その1秒に、私たち乗客、いえ、つぼじりに対しての車掌さんの思いやりが込められていたように思います(軽い錯覚です)。常々思っていたことを相手がやってくださったという事実が、「車掌さん」ではなく「あの車掌さん」として認識させてくれたわけです。
心くばりと、相手と通じること。ちょうど富士山が見える頃、この二つを考えてみました。私達の仕事は、相手があってこそ。自分達の仕事を振り返ってみて、どこまで細かい心くばりができているだろうかと思い返してみました。しかし、思い当たりません。そりゃそうです。できていないことがあっても、気付いていないから思い当たらないのも当たり前。では、できるようになるようにはどうするか? 日常の中に小さな発見をする感度を高めておくことしかないと思っています。そして、気付いたことを社内で共有し、一人でもいいから伝える。
また、私たちの仕事は、不特定・特定多数の方にメッセージを発信する企画制作という仕事。消費者のデータとメッセージが氾濫し、受け取る方がそれを取捨選択する。その大きなハードルを越える最初の一歩は、メッセージを受け取る方に「どこの誰が」「何の目的で」「自分のために」届けたものなのかを知っていただくこと。顔が見える情報発信を心がけていかなければなりません。
見つける習慣、考える習慣、伝える習慣。制作技術とは違いますが、日々の積み重ねしかありません。このお盆休み、日常とは違う場所へ出かけることも多いと思います。その非日常の中で、なにかひとつ「見つける」ことを心がけていきたいものです。皆さま、暑い日が続きますが、水分をいっぱい摂取して、どうかお体にお気を付けください。そして、2008年の8月、心に残るお盆休みになりますように。
“広告の父” デビッド オグルヴィの名言の中には、
ユーモアを感じる台詞がよく混じっています。
「ジョエル・ラファエルソンに宛てた手書きのメモ(おそらく1964年のもの)
ジョエル
先週火曜日にはシアーズの広告を(コピーも含めて)見せてくれるものと思っていたんだが……。
ストラザースがこの話を持って来てからもう三ヶ月だぞ。
妊娠した豚ならとっくに子どもを産んでいる。
D・O」
(『広告の巨人 オグルヴィ語録』海と月社)
少しせっかちで、思ったことをストレートに口に出す人だったのだろうな、と想像できる一言に、
思わずニヤリとしてしまいました。
しかし、同時にクライアントの期待を考えると居ても立ってもいられない、
そんな気遣いも感じます。
こんな名言が心に残ったのは、DTPもWebも、満足していただくための基本は、
お客さまやユーザーさまの考えを想像しつくすことではないか、と最近考えていたからだと思います。
相手のニーズや次の行動を想像して、レスポンスすること。企画したり、ものを作ること。
改めて言うと、あたりまえに見えるのですが、自分たちで気づく範囲内でもタイミングを逃していることが多く、まだまだ十分な対応ができていません。
私たちがお手伝いさせていただいている中で、
たとえば、メールマガジンは、ユーザーの心理や読むときの状態を、特にダイレクトに意識できる仕事です。
何曜日の何時に配信すれば一番読まれるのか。
継続して読んでもらうには、どんな情報が必要か。
あまり真剣に読まれていない(と思われる)メルマガの中で、どんな単語が人を引き付け、どれぐらいの長さが人を飽きさせないのか。
その上で、その後のアクションにつながる仕掛けができているかどうか。
コミュニケーションの力を磨くために、もっと積極的に勉強していきたいと考えています。
さらに、コミュニケーションには、オグルヴィが心配(?)したように、スピードも必要です。
デザインやコピーの品質だけでなく、必要なタイミングで情報を提供できているかどうかも、お客さまにとっては重要なはず。
つまり、スピードも品質の一部だと思うのです。
今、FICでは、効率的な制作プロセスを共有するプロジェクトが進んでいます。
品質を高めて、より先を見すえたご提案をするための試みですが、
全社員にとって、制作のスピードや、タイミングに気づく力を高める訓練にもなると思います。
一同、具体的な成果をお見せできるよう、努力してまいります。
つぼじりでございます。
本日は「グラフィックの最新作!」ではありませんが、いろんな重たいものが詰まった制作物のご紹介です。お客様はニツコー熔材工業株式会社様。溶接材料の製造販売を核に、溶接工事という加工技術までを総合的にご提供されているメーカー様です。私どもとは10年を超えるお付き合いをさせていただいておりますが、今日の記事でご紹介するのは、その関係の中から生まれた制作物と思っています。
制作物名:ニツコー熔材工業・溶接用語辞典
目的:中途入社の方々への溶接用語のレクチャーと、ご販売先の新入社員様への啓蒙

基本的には、溶接に関する各種用語をわかりやすく解説する、辞典のような内容。色目、デザインなど、地味なツールです。しかし、ここに記載されているのは、用語、解説のほかにもうひとつ、「編集者からのコメント」という項目があります。これが、今回ご紹介する大きな理由です。

その内容については、ニツコー熔材様の営業マンの方々が編集者として、すべての原稿をお書きになりました。そこに入っているコメントの内容は、自分が新入社員だったころの用語理解の勘違い、その用語についての思い・考え、そして営業的な内容も含めてさまざま。まさに、営業マンのキャラクターがそのまま文章になっています。この制作物は隠岐(おき)が担当させていただいておりますが、どなたが書かれた文章か、おおおそ想像できると言っていました。決して文章のプロではない方々が、慣れない作業と格闘した結果に生まれたもの。それはまさに「自分のプロフィール」なのです。このツールは、社内向け、というよりも、ご販売先様に対する営業マンの「自己紹介」ツールとしての意味合いを、大きく含むこととなりました。
統括をされている方からも「営業マンが自分の言葉が印刷されて感動し、しかもお客様からツッコミが入る。皆が共同で作ったということもあり、大いに活用している」という有り難いお言葉も頂戴いたしました。
いま、いろいろなお得意先様とお話をしていて、どちらもますます業務が多忙になっていると伺います。そんな中で、今回ご紹介したような「作業」を行っていただくのは、まさに至難のこと。しかし、それをやりとげることによって生まれる効果を話し合えることは本当に幸せな関係だと思っています。
販売促進とは、広告と違い、メッセージを発信する人と受け取る人の間に、何人も人がいる仕事です。いいデザイン、いいコピー、いい企画、の前にやらなければならないこと。それは我々FICの代表である南の言葉を借りると「相手の立場になって考えなさい。その人は、誰に何を伝えないといけないのか。それを知らずには何も作れない」。
何せ人に関わることばかり。まだまだ勉強しないといけません。