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昼刊 エファイC September 2010 vol.015
4コマ マンガ オイラはドラマー♪シモーヌ -職人紹介-]
プロフィール 下原 靖雄(しもはら やすお)
エフアイシーNEWS

 こんにちは。昼刊エファイC編集部です。
もう無意識に使っていますが、「暑い」ですね。ニュースのことに触れても仕方がないのですが、東京タワー芝公園前のPanasonic看板の温度は、朝から 31度という表示が何日続いてるかわかりません。情報によると、今年は秋が少なく、冬がとても寒いとか。こんな気温の幅が大きいと、いろんな調整が大変です。というわけで、今回のテーマは「ギャップ」。我がficでも、そのギャップの大きさが話題の下原社員。管理部から登場です。

<作品紹介 ECサイト「Q-TOS」様>
良かれ悪かれ、今や子供たちのまわりにはいろいろなモノやコトが溢れかえっています。そんな中で子供たちに最適なモノやコトをいかにして与えるかという使命を持ってオープンしたのが、理科教材や実験キットのECサイト「Q-TOS」です。弊社ではグランドデザインとECサイトの仕組みである、“EC CUBE”の組み込みを担当させていただきました。
販売されているキットは親子で一緒に組み立て、試すことで親子のコミュニケーションを促進し、さらに子供たちのギモンも解決できるよう設計されたものばかりです。ぜひ一度御覧ください。
http://www.q-tos.jp/

1ch's WEB発見

 Web発見担当の市川でございます。ギャップダイナミクスという森林生態学用語があるそうで、「森林が、部分的に壊れては遷移することを繰り返し、全体としては極相の状態を維持すること、あるいはそういった考え方のこと」という意味だそうです。具体的には、森林で大木が倒れた場合ある程度の広さとまとまりを持った明るい地表が現れ、そこでは陽樹やパイオニア的樹木が発芽する。それらが背を伸ばした後に、次第に陰樹が伸びて、簡単ながら遷移をしつつ元の森に戻る。その過程を指すそうです。「動的な平衡状態」とも言えるそうで、この状態がWebサービスの興隆によく似てるように思います。
 一昔前で言うなら掲示板という大木が倒れて、その隙間にブログサービスが現れて定着した。今はそのブログに少し陰りができた隙間から、パイオニア的樹木であるTwitterやFaceBookが芽を伸ばし、大木になりつつある。このまま定着するかどうかは分からないですが、Webの世界は常にこういった興隆、変化とともに歩んできた歴史のように思います。今後も動的な変化は続くでしょうし、もっと大きな範囲でのギャップダイナミクスが起こる可能性もあります。
 野村総研が発表したソーシャルメディアロードマップによると、2010〜2011年度はソーシャルメディアの黎明期で、ソーシャルメディアを活用・分析し、企業が消費者の声に耳を傾ける“リスニング・プラットフォーム”のフェーズ、2012〜2013年度はソーシャルメディアの発展期で、ソーシャルメディアがメッセージ伝達のインフラとして発展し、顧客サポート分野での利用が始まるフェーズ、2014〜2015年度ソーシャルメディアの普及期では、ソーシャルメディアのなかで消費者が共有するデータの種類がさらに増え、消費者の位置情報や視聴履歴、他の消費者とのコンテンツ共有状況など、より多くのデータが分析対象として獲得可能になり、消費者理解の深化に繋がり、最終的には、早い段階からソーシャルメディアを活用し始めた先進的な企業から、ソーシャルメディアと既存のチャネルとを組み合わせ、マーケティングや販売機会の管理を実現し始める時期に至ると、、顕在顧客の声だけでなく、潜在顧客の声も分析出来る時代に入り、顧客とのコミュニケーション方法、関係性構築に大きな変化をもたらすだろう、としています。可能性は十分あると思います。

Masa-4絵

編集後記

 久しぶりの「辞書」スタートです。

ギャップ【gap】
1 すきま。間隙(かんげき)。
2 大きなずれ。懸隔。食い違い。「世代間の―を感じる」
3 登山用語。稜線がV字形に深く切れこんでいる所。きれっと。
4 スキーで、斜面上の凹凸。

ちなみに、上記3番の「きれっと」も気になるので調べてみました。

きれっ‐と【切れっ処/切れっ戸】
登山で、山稜が深く切れこんで低くなっているところ。きりと。きれと。ギャップ。

なるほど。しかし本論には関係ないので、スルーします。
 さてテーマのgapですが、大きくは二種類あって、モノの間の物理的なギャップと、人の間のそれ。モノの間のギャップは、必要であれば道具や技術によって埋めることができます。しかし、人の間のギャップはどうでしょうか。外見的、内面的なギャップ。世の中の多くの商品やサービスは、私自身が感じるギャップを埋めるためにあるような気がします。
 そして私たちが取り扱っているSP制作という領域もまた、何かのギャップを接続するために存在しているということ。製品の機能と消費者が受け取る便益のギャップ、組織内のスキルのギャップ、海外展開する場合の文化のギャップ、店頭と宣伝のギャップなど、考えるとなるほど、「すきま」や「ずれ」を調整するためのSPという視点もありかなと思ったり。
 情報のずれについては翻訳を、志向のすきまについては適切な形での情報をもって接続することができれば、少しは世の中の役に立つやもしれません。ただ、本日の主人公「管理部・下原ちゃん」が持つギャップは、埋める必要もないし、そのまま存在することが下原ちゃんでもあることだし…。そうか、ギャップは悪ではないとすると、ギャップを埋めることが前提の案件であっても、埋める必要があるのかどうかを、一度自分で反芻することにいたします。下原ちゃんに、そんな気付きをもらった9月初旬でした。

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